ABOUT:当クリニックについて
私どものクリニックは、てんかん診療に重点を置いています。 てんかんは古くから人々を悩ませてきた病ですが、現在もなお、多くの場合長期間お薬をのまねばならないなど、さまざまな制約を強いられます。
それだけに薬に対する不安や結婚、就職についてなど、いろいろな悩みがあろうかと思います。しかしてんかん診療は、この数年著しい発展を見せています。 私たちはこうした新しい知識に加え、個々のライフスタイルにあわせた、いわばオーダーメイドのてんかん診療をしたいと考えています。
てんかんでお悩みの場合は、何かしらお手伝いできるかもしれません。ご相談下さい。
院長:山本 忍 日本てんかん学会認定医(臨床専門医)精神科専門医
医師:山下 仰 精神保健指定医 精神科専門医 日本てんかん学会員
初診・再診とも完全予約制です。来院前に電話で予約をお取り下さい。
再診は、お一人あたり10分を確保していますが、状況により遅れることがあります。どうぞご理解の上、ご協力いただけますと幸いです。
土曜日は最も希望される方が多く、1ヶ月前には埋まる状況です。平日では夕方6時以降の枠が最も早く、次いで午前診の一番の枠(10時からの枠)、午後診一番の枠(14時半からの枠)の順に埋まる傾向です。
INFORMATION:てんかんについての知識
追記:日本てんかん協会
てんかんによって起こってくる悩みや苦しみを解決するために患者・家族を中心に専門職、ボランティアの参加と協力によってつくられている市民団体です。機関誌の発行、講演会・相談会、書籍販売、キャンプ・バザー等の催し、調査・研究等幅広い活動を展開しています。16歳以上であれば誰でも入会できます。
詳しくは本部(03-3202-5661あるいは日本てんかん協会ホームページ)にお問い合わせください。
FAQ:よくある質問
山本、山下ともに完全予約制です。
初診は再診の合間で時間を確保できる枠に入れますので、あらかじめ電話でご予約ください。土曜日は込み合うため初診は受け付けていません。
てんかんで受診される場合、既に他の医療機関にかかっておられる方は、紹介状を必ず、可能なら脳波や血液データ、お薬手帳、母子手帳などの資料をご持参下さい。当院では原則として初診時に脳波検査を行います。
山下医師の診療日は木・金・土曜日です。
注:問い合わせはE-mailや手紙ではなく、電話でお願いします。
セカンドオピニオンは実費で受け付けています。費用は30,000円です。あらかじめ電話でご予約ください。その際も紹介状および資料をご持参下さい。なお土曜日は受け付けていません。
あらかじめ電話でご予約ください。土曜日は込み合うため初診は受け付けていません。
すべての疾病に適応されるわけではありませんが、病気の内容によっては精神保健福祉法の通院公費負担制度が適用されます。
この制度は受診時の自己負担分のいくらかを都道府県、あるいは国が負担する制度です。
負担率は都道府県により違います。例えば大阪府の場合は、健康保険では自己負担率つまり患者さんが負担する額は10%、国民保険では0%となります。申請する方法は、最寄りの保健センターでお尋ね下さい。
転院を希望される場合は、紹介状をもらってきて下さい。特に抗てんかん薬を処方されている場合は、その名前と容量を聞いてきて下さい。
紹介状を必要とする理由は、今までの経過でどのような薬が有効であった、あるいは無効であったといった事柄や、副作用の出た薬などの情報があれば、より安全に効率よく治療できるからです。
変更届を提出すれば、転院先でも引き続き通院公費負担で受診できます。
受診できます。担当の福祉事務所に当院を受診したい旨を申し出て下さい。
ご本人を診察せずに治療行為をすることは、法的に無診療治療ということで認められていません。またご本人を診ないまま適切な治療やアドバイスができるかどうか、疑問です。ご家族の目から見て診察を受ける必要があると思われる場合、まずご本人を説得してみて下さい。 どうしても外に出られない、あるいはご本人が遠方に住んでいるなど、特別な事情がある場合は、まず電話でお問い合わせ下さい。
薬は院外処方です。薬が癖になったり、止められなくなるのではないかとご心配される方がありますが、医師の管理下で処方通り服用する限りは、特に心配されることはありません。
医療従事者には法的に守秘義務があり、治療内容はもちろん、受診の事実も外部に漏らしてはなりません。もちろん診察時に話したことについて秘密は守られます。またこのことは、ご本人の承諾なしには、例え家族であっても適応されます。ご家族、会社などからの問い合わせは、ご本人が承諾されていることが確認できればお答えいたします。
当院で行う脳波検査は、起きている状態の脳波だけでなく、睡眠中の脳波をも記録します。
てんかん性異常波は睡眠中に出現することが多く、正確な診断を行うには睡眠時の脳波記録が欠かせないからです。加えてこれ以外に過呼吸賦活、赤色閃光刺激をも行います。また必要あれば各種TVゲームや計算、書字などを行いながらの脳波記録を行うこともあります。
検査時間は場合によりますが、1時間前後かかります。前夜は少し睡眠不足気味でお越し下さい(もちろん極端な睡眠不足は発作が起こる危険がありますので避けて下さい)。どうしても眠れないなど、必要があればお薬で眠っていただいて記録することもあります。すでに抗てんかん薬をのんでいる場合は、当日もいつも通りお薬を服用してお越し下さい。
脳波検査も予約制です。
広い意味では治療者との面接すべてがカウンセリングといえますが、もう少し狭い意味では、あなたの抱えている問題を、あなたと一緒に考えることと言えます。つまりクライアントであるあなたと治療者との共同作業であり、その意味ではひどくエネルギーを消耗する作業です。魔法のごとくそれですべて解決、というものでは決してありません。またケースによっては明らかに薬物治療や薬の助けが必要と判断される場合もあります。このように治療の進め方は個々のケースにつき相談しながら決めて行くことになりますので、当院ではまず診察を優先します。
当院は依存症専門のクリニックではなく、依存症に対しては残念ながら効果的な治療はできません。すでに依存症に陥っていると思われる場合は、依存症専門の病院やクリニックを受診されることをお勧めします。適当なところが思い当たらない場合は、最寄りの保健所にご相談下さい。
E-mailや手紙、電話での相談やカウンセリングは、原則としては受け付けていません。このような方法では、問題を的確に把握できないからです。もちろんごく一般的な答え、たとえば「まずご来院下さい」あるいは「まず最寄りの保健所に相談して下さい」などは可能ですが、問題を把握しないままのアドバイスは、むしろ逆効果をまねく可能性があります。しかしどうしても外に出られないなど、特別な事情がある場合はこの限りではありませんし、もちろん初診前の問い合わせのため電話していただくことは結構ですが、その場合もE-mailや手紙ではなく、電話でお願いします。
当院ではデイケアは行っておりません。現在かかっている主治医に尋ねるか、保健所にご相談下さい。
当院では森田療法は行っておりません。メンタルヘルス岡本記念財団のホームページをご参考下さい。
FAQ:よくある質問